儲ける会社と稼げる人

予告は「アテンションエコノミー」でありましたが、スタートはもっと簡単なことにしようと思います。

お題は「儲ける会社と稼げる人」。

はてさて、古今東西究極のところ儲けるために皆さん頑張っておられますが、じゃあ、アホみたいに儲けるためにはどうしたらいいの?という質問に簡単に答えられますかね?

会社と個人で分けてみましょうか。

「今現在アホみたいに儲けている会社にはどんな特長がありますか?」
「今現在お金をアホみたいに沢山もらっている人にはどんな特長がありますか?」

すごく興味がある質問ですよね?
これに対してなるべく簡単な答えを考えてみましょう。


私はこういう答えをもっています。

まず、「アホみたいに儲けている会社」とは?

「一般の沢山の人に使ってもらえる商品・サービスを提供している会社」

私はこれにつきると思ってます。
なんだそんなこと?という声が聞こえてきそうですが・・・w
そりゃ、メルセデスとかヴィトンとかも儲かっているとは思いますが、トヨタやグーグルやマイクロソフトやアップルなんかの比じゃないですよね。東京電力なんて地味ですが4000億円以上も儲けている。リクルートもこっち側の会社です。

「一般の沢山の人に使ってもらえる商品・サービス」とは、人々のライフスタイルを変える力のある商品・サービス。「プリウス」、「グーグル」、「Windows」、「i-Pod」、「リクナビ」・・・・。アホみたいに儲けている会社は、いずれも「あって良かったなあ」「楽になったなあ」「なくなると困るなあ」と思わせる商品・サービスを持っています。

アホみたいに儲けたいなら、なるべく多くの人のライフスタイルを変えられるような商品・サービスを開発しないとダメなんですな。


次に、「お金をアホみたいに沢山もらっている人」とは?

「アホみたいな知識か、アホみたいなスキルを持っている人」

人に関しては、私はこれにつきると思います。

楽をして金を稼ぎたいと思っている人が多いと思いますが、そんな都合のよい話はあまりありません。
アホみたいに勉強して、アホみたいにスキルを身につけないとお金は沢山もらえないんです。
逆にそうすれば、ほぼ間違いなくアホみたいにお金が稼げると思います。

簡単な話です。

金を稼ぎたければ、「知識」か「スキル」を身につけなさいという言うことです。
ただし、最近はネットの普及で「知識」の価値はどんどん低下しているので、「スキル」を身につけるほうが大事かもしれません。


ということで、世の中で最も稼げる人は、

人々のライフスタイルを変える力のある商品やサービスを生み出す「スキル」を持つ人

ということになるのかな?

Posted by simfarm at 2006年06月11日 21:53