常勝軍団

今年の秋冬は「ファッション」に傾倒し、知識もアイテムも一気に溜め込みました。
リサーチャーの資質として重要なのが「その分野で集中して短期間に専門家になる」というスキルなのですが、私はやはりこの商売が合っているんだということを再確認しました(笑)。

私に関係のある大半の方がこのブログを見てくださっていて、最近は会う人会う人と「ファッション」談義に花が咲いています。

さて、その「ファッション」系でのお話を2つ。
「ファッション」は、いつも時代を物語ります。

「ハイエンド受難」
ラグジャリーブランドの値下げが拡大しています。
SALVATORE FERRAGAMO、S.T.Dupont、Cartierが値下げしたことは以前お伝えしましたが、遂にまさか値下げはしないだろうと思っていたLOUIS VUITTONが7%の値下げを敢行しました。スイスのBALLYは何と15%の値下げ、dunhillも値下げを行うようです。
もちろん円高の影響も大きいでしょうが、それだけじゃないのは明らかですね。
ハイエンド受難の時代がもう始まっています。

「ユニクロはえらい!」
ユニクロはすごいです。
私は寒がりなので「ヒートテック」なんてCMで見てすぐに買いに行っちゃいました(^-^)。
昨日アウラ・マーケティングラボのHさんともお話ししたのですが、コラボで虎の威をかって鮮度を保持するH&Mはすぐに底が知れるのは間違いありませんが、着実な商品開発を行い、コラボに使うのはこれから育つ若手デザイナーのみというユニクロの姿勢にはとても好感が持てます。
常勝軍団化してますね。

そんなユニクロがまたやってくれています。

「ALL MADE IN JAPAN UNIQLO JEANS」5990円
http://news.livedoor.com/article/detail/3942876/
ユニクロでジーンズが6000円というのは随分高いと思いがちですが、これとんでもないクオリティです。
なんと、広島の世界的デニムメーカーであるカイハラ社製デニムを使った「赤耳」加工。
素人には全く何のこっちゃという感じでしょうが、ほぼ同じ仕様で私が数年前に購入したSALVATORE FERRAGAMOのジーンズは5万8000円もしたので、同じ品質のものが1/10の価格で買えるのです。
販売されているのは、銀座店と世田谷千歳台店、UT STORE HARAJUKU.の3店のみ。
急がねば!

Posted by simfarm at 2008年12月18日 08:54