「情報が人間を熱くする」

これリクルートに入社した当時(1988年)のリクルートのキャッチフレーズです。
いまだに大好きなフレーズで、私の仕事人生の原点のような気がしています。

・・・

はて?唐突ですが「情報」って何でしょう?

あなたは考えたことありますか?

考えたことがない人は、すみませんが、ご自分の知的好奇心を疑ってください。
普通のインテリジェンスをお持ちなら、
「あれ?普通に耳にしているし、言葉にしているけど、そもそも“情報”って何だっけ?」
と思うものです。
だって、「情報」という言葉は非常に定義が難しくかつとっても重要な言葉です。どんなインテリでも、絶対に引っかかる言葉。すんなりとは使えないはずの言葉なのです。
少しでも自分にインテリジェンスがあると思うなら、あなたは絶対に「何?」って思わなくてはいけない。

このようないつか必ず引っかかる言葉は沢山あります。

「幸せ」って何だっけ?「信頼」って何だっけ?「知識」って何だっけ?「感動」って何だっけ?・・・・

「web2.0」って何だっけ?(笑)

このような世界の成り立ちや人間の根底にまで好奇心を持った経験のない人は、これからのビジネス社会では必要なくなるでしょう。今のように目標自体を探し出すことが求められるとき、人生を深く考える習慣を持たない人は何もできないでフリーズするしかない。既成概念を打ち破る新製品・新サービス・新事業を生み出すことなど到底できないのです。

あなたの知的好奇心は大丈夫???


「情報」については、私は関沢英彦氏(元博報堂生活総合研究所所長)の定義した

「物質とエネルギーのありようを指し示すもの」

という言葉が一番ピンときます。

あとこれも分かりやすい。

「情報とは知識の断片のような実体ではなく、関係概念であり、人間のみならず生物にとっての意味作用」(西垣通氏)

Posted by simfarm at 2006年06月21日 07:41