『大逆転の経営』(エイドリアン・J・スライウォツキー著/日本経済新聞出版社)
『ザ・プロフィット』『伸びない市場で稼ぐ!』でおなじみのスライウォツキーの最新刊。
上記の2冊とも抜群に面白くて使えたので、今回も大変期待して読んだのですが、、、。
残念ながら、インスパイアされるものはほとんどありませんでした。
トヨタ、TSUTAYA、アップル、コーチ、サムソンなどの事例の解説は詳細で丁寧なので、読み物としては面白いのですが。
一応本書の中心フレームである「7つの戦略リスク」をご紹介しておきます。
1.大プロジェクトの失敗
2.顧客離れ
3.業界の分岐点
4.とても敵いそうにない競合企業の出現
5.ブランド力の喪失
6.業界全体の低迷
7.成長の停滞