極上の仕事

昨日、ある業界トップランナー企業A社の、ブランド浸透とイメージ形成のコンタクトポイント構造を明らかにするという調査の、最終報告をしてまいりました。

A社は、このご時勢にもかかわらず、この数年間、テレビCMや新聞広告をはじめ、あらゆるメディア(コンタクトポイント)において企業広告を継続的に行っているという、日本でも稀有な企業。

こんな面白いネタはめったにありません。

ですので、かなり気合を入れて調査設計を行い、手前味噌ながら相当斬新かつ最適な設計ができました。
また、分析においても、自分の今のスキルを最大限駆使して、かなり面白い分析ができたと自負しています。
リクルート時代に数多のメディア系の調査を扱ってきた私ですが、この調査で初めて「メディアを科学する」という感覚が得られましたし、まさにマクルーハンのいう「メディアはメッセージ」という言葉を実感しました。
ただ、結構クライアントの知的水準(?)も少し要求される内容になってしまったのですが(笑)、A社の方々は聡明な方ばかりなので全然大丈夫でした。

報告の結果にはクライアントも満足していただけたようで、この調査は定点的に実施していただけることになりそうです。

加えて、

「この調査で初めて見た面白いフレームが沢山あるので、自社で抱えている顧客モニターに同じ内容で実施したい。ついては、その実施・分析もお願いできないか。」

という新しいオファーもその場でいただきました(現在パワー的には相当キツイのですが;;;)。


最近は、パツパツながら、こういう面白い仕事が目白押しです。
小さな所帯ながら、大きな充実感を得られるような仕事ができる今の環境を、素直に喜びたいと思います。

Posted by simfarm at 2009年01月21日 08:17