そろそろ『アテンション・エコノミー』

そろそろ『アテンション・エコノミー』の話でもしましょうか?

昨年末くらいから、喧しい『アテンション・エコノミー』という言葉。
端的にいうと「人の有限なる関心(気づき)の争奪戦が始まったね」ということなんですけど、そんなのはずっと前から起こっていること。「広告」は常に人のアテンションを争奪してきたし、「飽食の時代」なんて言葉とあんまり違いはないですね。この言葉自体も大変「似非web2.0」的ではあるなあと思います(笑)。

「アテンション」はまだ供給者視点の言葉なんですよね。生活者へのエンパワーメントが希薄な感じ。Google Adsenseの独り勝ちで、はい終了って感じ(^-^)。そもそもGoogle Adsenseなんて、ちっとも「web2.0」じゃないと思うのは私だけ?そんなの求めてないですよ。私の中の崇高な「web2.0」はそんな供給者寄りなものは排除しています。

これからは「アテンション」よりも「インテンション」の時代だと思うのですね。「関心」じゃなくて「意図」。
情報の洪水の中で、どうやって「関心」を引き付けるか?じゃなくて、どうやって「意図」の形成をアフォード(支援)するか?という視点の転換が「本質的なweb2.0」だと私は考えます。

「意図」を持って情報に当たれば、洪水の中から目的の情報を選び出すのは簡単。
RSSは、どちらかというと「意図」側に近いのですが(村山涼一さんは「吸引」と表現しています)、それでもまだまだ足りない。
ちなみに私はキーワード登録して、記事を「吸引」していますが、「web2.0」なんてキーワードを入れようものなら、あっという間に数百も集まって、読まなくなって放置してたら今は(5029)も記事が貯まってしまいました。
また、気になるブログを登録していたら100個を超えちゃいましたが、まともに見ているのはその中でも10個くらい。有名どころであっても、「404 Blog Not Found」は(455)、「茂木健一郎 クオリア日記」は(282)、「FNP」は(260)、「Ad Innovation」は(204)も未読記事が溜まってます。これが“志村和明の”「アテンション」の限界。

「集合知」もいいんだけど、「集合知」を読んでるヒマがない(^-^)。

お願い!誰か私の「インテンション」形成をアフォードして、マネジメントしてくださいませんか?(爆)
これ今後最大の商売ネタになると思うだけどな。

Posted by simfarm at 2006年06月14日 01:32

Comments

「インテンションエコノミー」って書籍出版しては?(笑)
サブタイトル「もうアテンションの時代は終わった。次なる争奪のセレモニーがはじまる」

ナンテ

Posted by mr_osamin | 2006年06月14日 10:15

osaminさん>

では、共著ということでお願いします(^-^)。

Posted by しむら | 2006年06月14日 11:52

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Posted by tquwm dmuerklby | 2007年06月28日 17:35

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Posted by zcoyw ehzmfjvdr | 2007年06月28日 17:36

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