サーチライト通信

『アイデアの作り方』（ジェームズ・Ｗ・ヤング著／阪急コミュニケーションズ）
によると、アイデアの作られる全過程ないし方法は以下の５つだそうです。

第一　資料集め―当面の課題のための資料と、一般的知識の貯蔵をたえず豊富にすることからうまれる資料と。
第二　心の中でこれらの資料を咀嚼し、組み合わせを限界まで考える。
第三　孵化段階。一旦意識の外で何かが自分で組み合わせの仕事をやるのにまかせる。
第四　アイデアの実際上の誕生。＜ユーレカ！分かった！みつけた！＞という段階。
第五　現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる段階

これをもっと括ると、「第一～第四」と「第五」の２つになり、
「第一～第四」→誕生（生み出す）
「第五」→育成（形にする）
と括れます。

ビジネスに当てはめると、

「第一～第四」→誕生（生み出す）→コンセプト設計
「第五」→育成（形にする）→ビジネス＆収益モデル設計

となるんですね（ＯＫですか？）。

ということで、突き詰めると、ビジネスで重要な力は、

「コンセプト」を設計する力と
「モデル」を設計する力

もっと言い換えると、

「人の意識を変えうる商品・サービスのアイデアを生み出し」
「儲ける仕組みに仕立て上げる」

ことだと言えます（大丈夫ですね）。

簡単なことのようですが、どっちも難しい。じゃあ、どっちが身につけやすいかというと、これは明らかに後者なんですね。前者は最後の最後に「センス」という壁にぶち当たりますが、後者は学習によって着実に身につけることができます。

ということで、仕事力をつけるために大変オススメの講座があります。

大前研一のアタッカーズビジネススクール
志村勉氏『収益モデル構築講座』

です。
この講座は、前期までは弊社の社外取締役である村山涼一氏が行っていた大人気講座を、山形大学ＭＯＴ教授の志村氏（私と同姓）が引き継いだものです。私も昨年受講し、会社の収益モデルをどう作るかとても勉強になりました。
たった３ヶ月、十数万円で、ビジネス＆収益モデル設計＞「モデル」を設計する力＞儲ける仕組みを仕立てる力が身につきます。３ヶ月の時間も、十数万円のお金も、おつりがくるくくらいの価値がありますから、ぜひトライしてみてください。

soさん、Ｒ社で意外に育たない能力ですから、これから育てたい若手をごっそり受講させてみませんか？（＾-＾）

具体的な講義内容はこちら↓

○１回目
・商品やサービスには、存在するだけの意味がある
・事業の意味を考える
・ベネフィットを理解する
・ミッションとドメインの重要性と設定
・ビジネスの分析について
＜ワーク＞
・意味の解読演習

○２回目
・価値設計とコンセプト
・ターゲティングの重要性と方法
＜ワーク＞
・コンセプト発想演習

○３回目
・成功企業とKFS
・戦略要素としてのビジネスモデルの時代
・成功のためのビジネスモデルと収益モデル
＜ワーク＞
・ビジネス機会の発見演習

○４回目
・イノベーションの機会と手法
・ブルーオーシャン戦略とフレーム
・村山式アウトフレームの解説（利用法と威力）
＜ワーク＞
・ビジネスプランニング（グループ）

○５回目
・基本戦略（村山さんの戦略より）
・戦略各論
＜ワーク＞
・企画のブラッシュアップ（グループ）

○６回目
・ビジネスプラン発表会・講評会
・討議

詳しくはこちら↓

「ＡＢＳの講座案内」
http://www.attackers-school.com/course/sy/shueki/shueki.html

「カウントダウンABS」
http://blog.drecom.jp/muraryo