Tricker's「カントリーブーツ」

GWも中盤に差し掛かっておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

GW中は仕事の話も何なので、物欲番長の私がこの春に買ったファッション・小物の中でまだ紹介していないものの使い勝手などをご紹介できればと思います。


まず第一弾は、梅雨をひかえて雨用の茶系汎用シューズとして購入した

Tricker's「カントリーブーツ」

です。

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Tricker'sは、1829年創業のイギリスの靴ブランド。英国王室御用達(ロイヤルワラント)ブランドでもあります。
靴が好きな人なら知らない人はいないと思いますが、この「カントリーブーツ」は不朽不滅の名作とされています(雑誌などの名品・名作・逸品・一生ものなどのランキングでは必ず上位に登場)。
もともとは、郊外でハンティング等をするための靴で、レザーソールながら分厚いダブルソールと浸水を防ぐ構造のため、水たまりにでも突っ込まない限りは全然へっちゃらです。

実際に履いてみると、見た目の無骨な印象とは異なり、とても可愛らくも高貴な雰囲気があり、スーツスタイルはともかく、私のようなジャケパンスタイルがメインならば、十分にビジネスで使えます。
ただし、ソールが厚くて固くて全く返らないので、最初はギッタンバッタンした歩き方しかできず、トウが無茶苦茶削れてしまいました(泣。

この靴は履き始めが最悪で、履き心地は超劣悪だし、何だかもっさりとしてかっこも悪いし、レザーもピカピカだし、いいとこなしなのですが、10年くらい経つと、それはもう最高の履き心地、スタイル、エイジングになります。
買った店(トレーディングポスト青山本店)で15年選手の「カントリーブーツ」を見せてもらいましたが、それはもうかっこ良くて一目で惚れ込んでしまいました。
店員さん曰く、この靴は20・30代の若いうちにゲットして履き込んでもらいたい靴だそうで、60歳くらいで履き始めるにはかなりキツくてベストな状態になる前に死んじゃうかも?とブラックなことを言ってました(笑)。

私の15年後は59歳の還暦手前。
忌野清志郎が58歳で亡くなったことを思うと、それだけの時間がかかってやっと手に入る宝があったとしたら、そのことだけでも人生が楽しくなるなあとニヤけちゃうのです(^-^)。


(おまけ)

私が購入したお店ではありませんが、こんな展示会を行っているところもあります。
http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-272.html
Tricker's「カントリーブーツ」って、ハーレーダビッドソンみたいな「コード」があるのですね。

Posted by simfarm at 2009年05月03日 12:23