2009年05月03日
AKM カーフサンダル デニムカーゴパンツ
AKMというドメスティックカジュアルブランドをご存じですか?
多分、このブログの読者の中で知っている人はほとんどいないでしょう。
AKMは、wjkのラグジュアリーラインになります。
ところでwjkを知っている人は???
生業としてマーケティングをかじっている人なら、wjkくらいは押さえておいてくださいませ。
さて、そんなAKMから私がチョイスしたのは、家での生活を充実させるためのアイテム。
カーフサンダルとデニムカーゴパンツです。
カーフサンダルは、アッパーが上質なカーフ、ソールはビブラムソール(ゴム)になっていて、ソールは張り替えも可能です。
ベルト(?)部分のパテントレザーの編み上げがすごくかっちょいいのです(^-^)。
デニムカーゴパンツは、ウエストにゴム入りで、生地は洗い込んでヨタヨタになった、とても柔らかでストレッチの効いた生地です。
極上の履き心地なので、ジャージ代わりの家着として買いました。
いずれも、ブランドコンセプトである「本当に欲しいものだけを追求し、新しさだけでない“シンプル”と“ホンモノ”を見極めた存在感がある“モノ”を意識し、作り出していく」を体現した、とても“パワー”のあるアイテムです。
家ではユニクロのジャージでも別にいいんですが、こういったアイテムの持つ上質な“パワー”を仕事だけでなく生活の場にも取り入れるという心掛けも、結構大事なことなのではないかと思う今日この頃であります。
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Tricker's「カントリーブーツ」
GWも中盤に差し掛かっておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
GW中は仕事の話も何なので、物欲番長の私がこの春に買ったファッション・小物の中でまだ紹介していないものの使い勝手などをご紹介できればと思います。
まず第一弾は、梅雨をひかえて雨用の茶系汎用シューズとして購入した
Tricker's「カントリーブーツ」
です。
Tricker'sは、1829年創業のイギリスの靴ブランド。英国王室御用達(ロイヤルワラント)ブランドでもあります。
靴が好きな人なら知らない人はいないと思いますが、この「カントリーブーツ」は不朽不滅の名作とされています(雑誌などの名品・名作・逸品・一生ものなどのランキングでは必ず上位に登場)。
もともとは、郊外でハンティング等をするための靴で、レザーソールながら分厚いダブルソールと浸水を防ぐ構造のため、水たまりにでも突っ込まない限りは全然へっちゃらです。
実際に履いてみると、見た目の無骨な印象とは異なり、とても可愛らくも高貴な雰囲気があり、スーツスタイルはともかく、私のようなジャケパンスタイルがメインならば、十分にビジネスで使えます。
ただし、ソールが厚くて固くて全く返らないので、最初はギッタンバッタンした歩き方しかできず、トウが無茶苦茶削れてしまいました(泣。
この靴は履き始めが最悪で、履き心地は超劣悪だし、何だかもっさりとしてかっこも悪いし、レザーもピカピカだし、いいとこなしなのですが、10年くらい経つと、それはもう最高の履き心地、スタイル、エイジングになります。
買った店(トレーディングポスト青山本店)で15年選手の「カントリーブーツ」を見せてもらいましたが、それはもうかっこ良くて一目で惚れ込んでしまいました。
店員さん曰く、この靴は20・30代の若いうちにゲットして履き込んでもらいたい靴だそうで、60歳くらいで履き始めるにはかなりキツくてベストな状態になる前に死んじゃうかも?とブラックなことを言ってました(笑)。
私の15年後は59歳の還暦手前。
忌野清志郎が58歳で亡くなったことを思うと、それだけの時間がかかってやっと手に入る宝があったとしたら、そのことだけでも人生が楽しくなるなあとニヤけちゃうのです(^-^)。
(おまけ)
私が購入したお店ではありませんが、こんな展示会を行っているところもあります。
http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-272.html
Tricker's「カントリーブーツ」って、ハーレーダビッドソンみたいな「コード」があるのですね。
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2009年04月07日
CHEANEY サンドベージュ・スエード・ダービー・フルブローグ
英国中堅ブランドCHEANEYのサンドベージュスエードのダービー(外羽根式)フルブローグをゲットしました。
これ新宿伊勢丹Men's館の別注限定品です。
夏にグレージュ系のスエード靴が注目されるようになったのは昨年あたりからですが、今年伊勢丹はCHEANEYのほかにもChurch'sやGrensonなどいろいろなブランドにグレージュ系のスエード靴の別注をかけているようです(チャッカブーツがすごく売れているそうですよ)。
それにしても、この別注は絶妙です!
「グレージュ系」、「スエード」、「ダービーフルブローグ」と、いずれも私が注目していた「記号」が全ててんこ盛りになっています。
伊勢丹Men's館のB1にふらっと入って目にした瞬間に「これは!」と目が釘付けになりました。
お値段も手頃で、John Lobbの1/4、GUCCIの1/2。
シューズボックスに収納できるかどうかだけが問題でしたが、何のためらいもなくゲットしました。
これからの季節、少しカジュアルな装いに大活躍してくれそうです。
本当によい買い物でした(^-^)。
ちなみに、クライアントであるA社で随一の洒落者とされているKさんにバッタリとお会いしました。
昼休み時間だったとはいえ、ご勤務は内幸町だったと記憶しておりますが。。。(笑)
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2009年03月11日
5足目のGUCCI
我が家に5足目(私4足、妻1足)のGUCCIがお目見えしました(^-^)。
銀座晴海通りにあるGUCCI旗艦店にビジネスバッグを見に行ったつもりが、なぜかこのスリッポンに化けておりました(笑)。
シューボックスが満杯なので、靴購入差し止め令が発令されているにもかかわらず、見た瞬間に恋に落ちるがごとく即購入してしまいました。
ベロベロの飾り(何というのか知らない)の大きさ、ラスト(木型)のスマートさ、革の上質さ(ス・ミズーラ用の最上級の革使用)、アンティーク仕上げの色味の絶妙さ、などなど、どれをとっても言うことなし。
今年一番の納得の衝動買いです。
一足買ったら、一足さようならするということにしましたので、最もよく履き込んで小指の辺の型が崩れてしまったマイファーストGUCCIにバイバイしようと思います。
長い間、どうもお疲れさまでしたm(__)m。
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2009年01月25日
鏡面仕上げ
最近、靴磨きの「鏡面仕上げ」のスキルを身につけました。
つま先のキャップ部分が顔が映るくらい輝いているのがわかりますでしょうか?
プロモデラーだった私にとっては、結構得意なほうのスキルです。
ネットや本をみると、本当に人・ブランドによって手法は千差万別。
情報収集と試行錯誤の末、現在私が採用している方法は以下の通りです。
<私の靴磨き手順>
1)掃除のため、馬毛ブラシでブラッシング
2)透明の油性クリーム(ワックス)にて古くなったクリームを拭き取る(リムーバーは使わない)
3)かたく絞った濡れ雑巾で完全に汚れを拭き取り、乾燥するまで少し置く
4)デリケートクリームを塗って、豚毛ブラシでブラッシングし、余分なクリームは布で拭き取る
5)乳化性クリームを塗って、豚毛ブラシでしっかりとブラッシングし、余分なクリームは布で拭き取り、1日置く(ここまでで十分な渋い艶は出ます。また、革の健康のためにはここで止めておくのが本当はベストらしいです)
6)つま先のキャップ部分に油性クリーム(ワックス)を指で直接(体温でワックスがいい具合に溶けるので)多めに塗り、2〜3分置く
7)指に巻き付けた布(Tシャツの切れ端)を少し水を湿らせ、少しワックスを付ける。
8)米粒大の水をキャップ部分の表面に垂らしながら、軽く撫でる感じで、小さな円を書くようにグリグリと磨く
9)最初はすべりが悪く、ザラザラと突っかかる感じがしますが、何回も水をたらしながら磨きを繰り返す事で、ある時点から急に滑りが良くなり、ギラギラと油膜が出来て来る
10)7〜9の工程をひたすら繰り返し、思い通りの鏡面状態が得られたらストップ(やろうと思うとエンドレスの世界なので、基本的に疲れたり、飽きたらおしまいw)
11)最後にストッキングで乾拭きして終了(革に微細なキズがつくということで勧めない人もいますが、私にはキズがついているようには見えないし、鏡面が確実に一段階レベルアップするので採用してます)
ちなみに、BerlutiやJohn Lobb(HERMES)で使っているような極上革だとものすごく簡単に鏡面が出来ますが、安い革だと結構難儀します(もちろん出来ますが・・・)。
例えば、上の写真の青のセミブローグはSantoniのもので、世の中一般では十分に良い革を使っていますが、明らかにJohn LobbのストレートチップやHERMESのダブルモンクよりも鏡面作りには時間がかかりました。
革の良さというのは、履き心地だけでなく、こういうところにも如実に出るのです。
☆親愛なるクライアントの皆様へ
今後、お仕事をご発注の際には「靴磨き」ももれなくセットいたしますので、お気軽にお申し付けください(笑)。
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2009年01月24日
John Lobb CityⅡ
懸案だったストレートチップ選びは、
John Lobb CityⅡ
に決まりました。
何がすごいって、その革質の上質さ。
流石はエルメスが親会社だけあって、最高品質の革を使用しています。
“もっちり”とか“ジューシー”という表現がぴったりとする質感の革が足をやさしく包んでくれます。
スタイルもオーソドクスにみえながら実にスマートなスタイリングで、さすがに王道ブランドだけのことはあります。
何だか、一生の伴侶を得た感じです(^-^)。
Posted by simfarm at 16:40 | Comments (0)
2009年01月15日
John Lobb浮上
昨日アポの合間に時間があったので、丸の内のJohn Lobbでストレートチップ(商品ブランド名:CityⅡ)を足入れしました。
通常John LobbのウィズはDとEの2種展開なのですが、世界で最も人気の高いCityⅡに関してはEEまであることが判明。
私のウィズはEdward Greenの測定値(英国本国の職人に直接測定してもらいました)でFなのですが、John LobbではそのEEに相当するとのこと。
これまでJohn Lobbでは、CityⅡ以外の商品をレングス8、ウィズE、ラスト(=木型)7000以外で足入れしていました。
もちろん世界最高峰の名にふさわしく足入れの感覚は悪くはなかったのですが、Berluti(そして現在検討中のSilvano Lattanzi)のような「天の啓示」ともいえる感覚ではありませんでした。
しかし、、、
レングス7H、ウィズEE、ラスト7000のCityⅡは、私にとってジャスト“マイ”サイズであることが判明!
まるで私の足を待っていたかのようなおさまり具合に大感動してしまいました。
これで、Silvano Lattanzi、Stefano Bemer、John Lobbの3つ巴となってしまいました。
う~ん、悩みます(><)。
ちなみにSilvano Lattanziは少し靴に詳しい人でも知らなかったという人が多いようですが、世界で評価もお値段も最も高い既成靴です。
お値段は専用シューキーパー込みで28万円也。
これでもユーロ安のおかげで10万円近く値下がりしたのです。
あとの2つは10万円台ですから段違いですね(^-^;)。
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2009年01月12日
Silvano Lattanzi v.s. Stefano Bemer
私は最も基本の紳士靴であるストレートチップを持っておりません。
画竜点睛を欠くとはこのことです。
ということで、ただ今ストレートチップの購入を検討しております。
とにかく金に糸目はつけずに最高の靴を手に入れたい。
今月の「Men's EX」は靴の特集で、ストレートチップ最高峰対決ということで「John Lobb v.s. Edward Green」のストレートチップを比較しておりますが、既成靴の最高峰はこの2つではないと思うのです。
思うに、真の最高峰対決は、神であるSilvano Lattanzi(シルバノ・ランタッジ)と、天才Stefano Bemer(ステファノ・ベーメル)でしょう。
ということで、本日、国内で唯一両ブランドを扱っている伊勢丹のメンズ館に行って足入れをして参りました。
正直、足入れの良さはJohn LobbやEdward Greenよりも数段上で、私の所有の靴の中ではダントツ一位のBerlutiをもしのいでいると感じました(特にSilvano Lattanziはすごかった)。
どちらも手作り(ハンドソーンウェルテッド)で入荷が少ないため、どちらかもしくはいずれも自分のサイズ(私はsizeが7half,wiseがF)がないと思っていたのですが、超幸運にもどちらもバッチリのサイズがあったので、両方とも一旦取り置きにして帰宅しました。
来週までにどちらかのストレートチップに決める予定です。
さあ、どーしよーかなー!?(^-^)
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2008年12月25日
靴の小ネタ
靴の小ネタを2つご紹介。
その1)Berluti結び
Berluti独自の靴紐の結び方のことを、「Berluti結び」と呼びます。
この結び方は、めったなことでは解けず、かつ結び目がとても美しく、斜めにもなりづらい。
蝶々結びが基本になってるのですが、団子の部分、蝶の部分の結び目をダブルで二重にするところが、 普通の蝶々結びと違う点となっています。
以下のサイトを参照↓(上の写真もこちらから無断で拝借しました>すみません)
http://www.02.246.ne.jp/~m-n/shoesbrandberluti-musubi.htm
その2)ダブルモンクの後ろ側ストラップはずし履き
上の写真でははずしておりませんが、スーツの本切羽みたいに、後ろ側のストラップをはずして履くのが世界的におしゃれなんだそうです。
実際には裾の短いパンツでない限りはチラッとしか見えませんが、こういうチラ見せがいいのかもしれません。
言葉通り、ファッションのよい「はずし」になります。
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2008年12月23日
高級靴履き心地ランキング
最近、本ブログをご覧になっている方々と会うと、
「高い靴はやっぱり違いますか?」
とよく尋ねられます。
まだそれぞれ5回も履いておりませんが、はっきりと
「ええ、かなり違いますよ(^-^)」
とお答えしています。
現段階の履き心地のベスト3は以下の通りです。
1位(ダントツ) BerlutiのALESSANDRO(アレッサンドロ)
エンスーが絶賛する意味がわかります。
本当に芸術的な履き心地というものが味わえます。
革はここしか取り扱えないベネチアンレザーという極上革で、その深い光沢が芸術的なのもこのブランドの特徴です。
どうか、皆さんもいつか手に入れて、この体験をしてから死んでください(笑)。
2位 HERMESのダブルモンク
昨日不覚にも雨に濡らしてしまい大騒ぎしました(^-^;)
Berlutiには及びませんが、流石はHERMES、そしてJOHN LOBBです。
革がとにかく柔らかいので、グッドイヤー・ウェルト製法ながら、最初から何のストレスもなく履けます。
靴入れするとき、シュッという音がする精巧な作りです。
銀座のRenzo Piano設計のメゾンエルメスに持っていけば、その場で靴磨きをしてもらえるという優雅な特典もあります(^-^)
3位 Sergio Rossiのミドルブーツ
ディアスキン(鹿革)なので、シトッって吸い付く感じの柔かな履き心地です。
守られている感が強く、とても安心した心持ちになれます。
あと、
Santoniのセミブローグ
JM WESTONのローファー
は、まだまだ長く履いていると頭痛がするくらい固くて痛いのですが、履くごとに革命的に(ホントに革命的に!)履き心地がアップしてくるのがわかります。
実はこの2足が回ってくるのを最近は心待ちにしています。
やはり自分の色に育てていく楽しみの方が大きいのかもしれないですね(^-^)。
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2008年11月28日
BASSETT WALKER & HIROSHI TSUBOUCHIのマウンテンブーツ
かっこよすぎて、自分の物欲を抑えられませんでした。。。
学生時代には私もよく着ていた懐かしきBASSETT WALKERが、日本靴業界の重鎮である坪内浩氏が自らの名を冠して始めたブランドHIROSHI TSUBOUCHIに別注をかけたマウンテンブーツです。
マウンテンブーツの街履きというのは昨年からの流行ですが、このブーツは特に街履き用にシャープにデザインされていて、とにかくとにかくかっこいい!!!
特に「シャークソール」がたまらなくヘビーで、逆説的ではありますがたまらなくエレガントです。
履くことで身長が約5cmアップ(!)というのも結構ポイントです(笑)。
価格は、海外トップブランドの約半額というリーズナブルさ。
そして「これ、浅草で作っているんですよ」という一言が最後の決め手だったかもしれません(^-^)。
wjkの迷彩カーゴパンツに合わせるのが、今から楽しみです。
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2008年11月24日
GUCCI 4兄弟
好きなんですよね~♪ GUCCIのスリッポン。
我が家にはGUCCIのスリッポンが4足もあります。
どんだけGUCCIのスリッポン好きな一家なのかって感じです(笑)。
◆GUCCIのスリッポン①(長男)
◆GUCCIのスリッポン②(二男)
◆GUCCIのスリッポン③(三男)
◆GUCCIのスリッポン④(長女)
①〜③が私のもの、④が妻のものです。
ここ2〜3年、私は、①②と、前に紹介したSalvatore Ferragamoのサイドゴアブーツの3足をひたすら履き回してました。
メンテを怠っていたので、①②ともに小指側が少し張り出したり反ったりして、型くずれしちゃってます(><)が、戦力外通告はせず、雨の日を中心に現役続行してもらっています。
③は最近ゲットしたもの(以前このブログでも紹介しました)。
④の妻のスリッポンはかなりレアな代物で、カーフではなくコードバンのものです。
かなり履きこんでいて、コードバンならではの強めのよい履き皺が入っていますし、特筆すべきはその光沢です。軽く磨いただけですが、簡単にこのようにエナメルのような輝きが得られたのには正直驚きました。
私もコードバンのが欲しいなあ〜(150万円のオーダーメイドでクロコのなら手に入るけど・・・)。
そういえば、先週金曜日に②のヒールの張り替え修理が出来たというので、伊勢丹のMen's館3階のGUCCIに取りに行ったのですが、客も店員も何だか浮き立っていて、店内が変な雰囲気・・・。
皆の視線をたどると、何と織田裕二がスーツを合わせていてびっくり!!!
結構タッパがあって、小顔で、やっぱりものすごくかっこよかったですわ(^-^)。
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2008年11月23日
Salvatore Ferragamoのサイドゴアブーツ
古参の紹介です。
3年前に購入したSalvatore Ferragamoのサイドゴアブーツ。
私のワードローブのレギュラーメンバーで、真夏以外は履いています。
最初はかなり圧迫感があり足入れするにも一苦労だったのですが、そこは天下のFerragamo、履き込んだ今は極上の履き心地です。
サイドゴアブーツは、坂本竜馬やビートルズが履いていたことで有名です。
ブーツのSEXYさを持ちながらもキザにはなり過ぎないバランスのよいところがとても使いやすく、タキシードでもジーンズでも、フォーマルでもオンでもオフでも、トラウザーズや時・場所を選びません。
一足持っておいて絶対に損はないブーツです。
Ferragamoのようなラグジャリーブランドでは定番で出ているわけではないので、マスターピース系のブランドをおすすめします。
かなりお高いですが、特におすすめしたいのが(というか私が欲しいのは・笑)、
・JOHN LOBBの「チューダー」(専用シューキーパー込みで25万円くらい)
・J.M.WESTONの「チェルシー」(専用シューキーパー込みで13万円くらい)
どちらも名品ですが、デザインやモード&ブランドの記号的な力ではJOHN LOBB、サイジングの豊富さやアフターサービス力ではJ.M.WESTONでしょう。
ちなみにこのFerragamoブーツは10万円くらいでしたが、今期は出ていないようです。
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2008年11月21日
JM WESTON
ハイエンド靴の狩猟は、そろそろ一旦休戦にしようと思います。
履き切れなくなってきました(笑)。
そのトリを飾るのは、トリにふさわしく「The Penny loafers」ともいえるJM WESTONのローファーです。
とても可愛いフォルムで、フランスはパリのエスプリというか、なんとも品があります。
色は“ウエストン・ブラウン”と称される代表色で可愛さを一層引き立てています。
南青山の直営店で入念にフィッティングしてもらったのですが、これがキツイキツイ(汗;。
地獄の1ヶ月、我慢の3ヶ月を経て、やっと快適な履き心地が得られ、15年経つ頃には最高の履き心地が得られるそうです。
話によると、15年経って素足で履く心地良さは格別だとか。
今から15年後が楽しみです(笑)
直営店では為替の影響がダイレクトらしく、今週から15%以上値下がっていたので、専用シューキーパー、専用シュークリーム込みでも値下げ前の単品の値段よりも安い金額で買えましたよ(ラッキー!)。
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2008年11月18日
Sergio Rossiのboots
最近のマーケターといえば、“リセッション”の話題ばかりで、ああ不安だ、どの時代に似ている、今後はこうなる、対策はこうだと騒ぎ立ててばかり。
「時代の逆張り」がマーケターの素養だとすると、こういう人たちは素養がないなあと思います。
不安をあおって金をかすめ取ろうとするのではなく、少しアホでもなるべく世の中を明るくしようと働きかけるのが「真のマーケター」だと思うのですが、いかが?
ということで、私の時代に逆行するような最近の買い物三昧は、これぞ「マーケターの鏡」だと自負しております(ハハハ。
まあ自分でも少し醜悪だなとは思いつつ、したいことをしてここまで生きてきましたので、自分が飽きるまでは続けたいと思います。
先人のM氏曰く、
「本当にお洒落なのは、信じられないくらいお金をかけても、そうは見えないようにさりげない着こなし。
かけた金額やブランドがいかにも見えてしまうのは成金趣味。
なんか報われない気もしますが、究極は自己満足。」
肝に銘じてがんばります!
ということで、この週末にゲットしたのが、
■Sergio Rossiのミドル丈ブーツ
今年いろいろなブランドから出ているミドル丈のブーツです。
GUCCI、LOUIS VUITTON、LANVIN、BALLY、SALVATORE FERRAGAMO、NEIL BARRETT、PREMIATA UOMO、BUTTEROなどから出ていて、全部足入れしたのですが、最終的に選んだのはSergio Rossiのエスプレッソブラウンのブーツでした。
Sergio Rossiは、GUCCIグループのラグジャリー系ブランドで、マスターピース系とは一線を画すのですが、その時代を楽しませてくれる、着こなしに幅を持たせてくれる稀有なブランドであり、私にはとても共感性の高い好きなブランドです。
このブーツは、手袋の素材によく使われるディアスキン(鹿革)なのでびっくりするほど柔らかい。シューキーパーは厳禁で和紙を詰めてキーパーがわりにするほど。
ブーツインして写真のようにくしゃくしゃっとはくことも簡単にできます。
切り替えや装飾を一切排した超ミニマルなデザインなので、ビジネス(オン)でもブーツインして履けるかも。
履き心地はまるで温泉に入っているようなふわふわした気持ちよさ。
私の持っている靴(スニーカーも含む)の中でも、ダントツでベストです!
これはとってもよい買い物でした。
靴はあと1足くらいゲットしたらそろそろ一時休戦かな・・・。
加えて、このブーツとエルメスのダブルモンクのアッシュ系ブラウンに合わせたトートバッグもゲット。
■aniaryのトートバッグ
探していたのが珍しい色味だったので、新丸の内ビル4Fのセレクトショップで見つけた瞬間に衝動買いしてしまいました。
帰って調べてみると、このaniary(アニアリー)いうブランドは、デビュー間もないブランドでありながら、各方面からの注目を一身に集めている日本のファクトリーブランドであることがわかりました。
間違いなくこれからDaniel&Bobのように「跳ねる」ブランドになりそうな気配がプンプンしています。
やはり私の審美眼は悪くないかもです(笑)。
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2008年11月17日
SPINGLE MOVE
当分の間、靴&ファッションシリーズが続きます(笑)。
■SPINGLE MOVE 「SPM-110」
私が雨用に履いているスニーカーです。
購入したのは、南青山の骨董通りの行きつけの整体と同じビルの1Fにある小さな靴屋さん。
何となく気に入って購入したスニーカーでしたが、購入してから数か月もの間降ろさずに放置していました。
最近になってふと思い立って休日の雨用に降ろしたのですが、実はこのスニーカー、なかなか筋の良い逸品であることが判明しました。
先日HERMESの銀座店でダブルモンクを購入した際に履いてたのがこのスニーカーなのですが、靴コーナー担当の店員さんから「これスピングルムーブですね。最近人気ありますね。」と言われました。
帰ってからネットで調べてみると、「広島県 備後地区」発祥の国内ブランドで、技術力の高さとデザインセンスのよさからファッションブランドより多数の別注オファーも寄せられているらしいことが判明。
EX.) 「BEYES」 http://www.beyes.jp/men/brand/6111
また、私が購入した「SPM-110」のアッパーはカンガルーの革だったらしい。。。
どうりで抜群に履きやすいと思った。
私の審美眼もなかなかなものだと自負した次第。
Posted by simfarm at 05:18 | Comments (0)
2008年11月12日
GUCCI & Santoni & HERMES
またまたご無沙汰です。
世界的なリセッションの中ではありますが、ありがたいことにお仕事は続々と入ってまいります。
クライアントの皆様、本当にありがとうございますm(__)m。
さて、Berlutiの靴を購入した後、新たに3足の美靴が加わりました。
まずは、GUCCIのスリッポン。
手持ちのGUCCIの靴の修理に行って、その愛くるしさに衝動買いしてしまいました。
ミイラ取りがミイラになるみたいな感じ(笑)。
J.M.WestonやAldenみないなぶちゃいくなノーズにハードなゴム底。
「雨用靴」として最適です。
雨が降ってもこれなら楽しく過ごせそうですよね。
私の足はGUCCIの木型(ラスト)に合っているので、履き心地も抜群です。
次にゲットしたのが、Santoniの群青色(!)のセミプローグ。
姿といい、色味といい、とにかく一目ぼれ。
こちらもワールドフットウェアギャラリーで目に入った瞬間に即買いしてしまいました。
少しキツめではありますが、3ヶ月ほどでグッドイヤーウェルトの底が沈んでジャストフィットするそうなので、頑張って履きこみます。
そして、3足目はアッシュブラウンのダブルモンクシューズ。
ブランドは、あのHERMESです。
世界随一の高級靴ブランドはJOHN LOBBだというのはエンスー達の一致するところですが、そのJOHN LOBBの親会社は実はHERMESなのです。
HERMESの靴はそのJOHN LOBBの工場で作られており、また工場でもトップクラスの職人が作っているそうです。加えて、ファッションの先人であるM氏が言うには、世界の皮市場で最高レベルのものは、まずHERMESに卸されるというのが通説だそう。
つまり、デザインはHERMESが行い、最高な皮を使い、トップブランドのJOHN LOBBの工場で、一流の職人が作っているという、まさに「最高峰」といってよい靴が、HERMESの靴なのです。
そこまで知ってしまったら、ぜひ「最高峰」を手に入れたいと思うのが人の性というもの(笑)。
で、手に入れてしまいました(ハハハ)。
次はハードなブーツが欲しい。。。
物欲番長の私は、まだまだ欲しいものが鬼のようにあって困ります。
だから、仕事頑張らなくっちゃです!(笑)
Posted by simfarm at 22:57 | Comments (0)
2008年11月03日
Berluti ALESSANDRO
土曜日に、妻と娘を連れて、Berlutiの銀座並木通り店に行きました。
妻と着飾って銀座に来たのは、娘の日月が生まれてからは初めてだったので、とても楽しい買い物でした。
Berlutiの店内にベビーカーを入れた人はそれほどいないでしょうね(笑)。
※上の写真はいずれもネットから拝借しました。
購入したのは、"世界で最も美しい靴"といわれる「ALESSANDRO(アレッサンドロ)」。
▼Berluti ALESSANDRO
見ての通り、大変シンプルながらドキドキするようなセクシー&エレガントなデザインです。
「ALESSANDRO(アレッサンドロ)」は、Berlutiを代表する「過去、現在、そして未来へと続く普遍性の証」を象徴したというコンセプトのホールカットモデル。
つまりアッパー(表革)ならびにライニング(裏側)まで極上のヴェネチア・レザーの一枚革から仕上げられています。
ハイエンドな高級靴のショップでフィッティングしていると、J.M.WESTONを筆頭に、“ジャストフィット”よりもよりキツメを勧められることが多く、「履き込めばソールが沈んで足になじんでくる」などと教育(笑)されますが、Berlutiの靴は「足をやさしく包み込む履き心地」を徹底的に追及しているため、最初から心地よい温泉につかったようなえもいえぬ気持ち良い履き心地を得られるのです(実際にお店で履いてみてくださいな)。
デザインでは特にトゥの美しさが絶妙。何度も前から眺めてはうっとりしております。
また、アンティーク調の染色とツヤもたまりません。
この極上靴のお値段は、本体16万8,000円、専用のシューツリーが1万8,900円、専用のワックスが2,730円で、〆て19万円也。
シューツリーだけでREGALの靴が一足買えちゃいますorz。
靴一足に19万円というのは一見アホみたいです。
でも、世界で最も美しく、官能的な履き心地を得られ、そしてメンテさえ怠らなければ10年でも20年でも手元に置いておける価値を考えると、私には決して高い買い物だとは思えません。
そもそも機械式腕時計の世界だったら「安物」の部類ですし(笑)。
「10回履いたら一旦おあずけください。」
こちらでは、10回履いた時点で総点検のために一旦預け入れて、点検後修正および磨き上げをしてくれるそうです。
また、年中行事として、オーナーを招待した靴磨きパーティーが開催されているようですので、まさに“一生モノ”ともいえる買い物なのです。
さて、いつ降ろそうかな?(ワクワク)
次はJ.M.WESTONを狙っていますが、SILVANO LATTANZI(大半が30万円超え)が気になって仕方ありません。。。
Posted by simfarm at 00:04 | Comments (0)
2008年11月01日
遂に靴にたどりついてしまいました
どうもご無沙汰しております。
欧州視察からとっくに帰還したのですが、あまりにも情報が膨大で整理しきれないため、ブログもアップできずにいました。
ベルリンやカールスルーエのことはまたおいおいUPしていきたいと思います。
唐突ですが、最近、私のマイブーム(超死語)は「靴」です。
しかもハイエンドな。
おデブな時から20kg近く痩せて今は標準体重を維持しているのですが、これまでのおデブ服がものすごくかっこ悪くなってしまったため、ただ今衣服の総入れ替えをしている最中です。
最近ではジャケット2着、コート1着を新たに購入しました。
まだまだ欲しいアイテムは沢山あるのですが、遂にファッションの要である「靴」、しかも禁断の超ハイエンド靴にはまってしまいました。
一生名前すら知らないで死ぬ人の方が多いと思いますが(笑)、例えば私のメインアイテムであるGUCCIクラスの靴(7~10万円程度)が「あら、お子ちゃまね」と少し思えてしまうようなエンスーな世界があるのです。
そのピラミッドの頂点に君臨するブランドを列挙すると、
◆イギリス系
JOHN LOBB ☆
EDWARD GREEN ☆
CROCKETT&JONES
◆フランス系
J.M.WESTON ☆
BERLUTI ☆
CORTHY ☆
◆イタリア系
ARTIOLI
SILVANO LATTANZI
TANINO CRISCI ☆
◆アメリカ系
ALDEN ☆
◆スペイン系
CARMINA
◆日本系
HALL&MARKS ☆
あなたはいくつご存じでしたか?
この辺のブランドでは大体1足10万円超えで、この中でもJOHN LOBB、BERLUTI、CORTHY、SILVANO LATTANZIなどは平均が18万円くらいになります(上級者のM氏に言わせると日本ではボリすぎらしい)。
ブランド名の横に☆印のあるブランドは、仕事の合間を縫って直営店もしくは販売店で私が実際にフィッティングしたブランドです。
私のクライアントは銀座や丸の内に集中しているので、そういう意味ではとても恵まれているのです。
実際にフィッティングしてみるとわかるのですが、ピラミッドの下にあるブランドとは「品質」(素材、縫製、デザイン全てにおいて)が明らかに違います。
何事も体験。
トップブランド群に入るSALVATORE FERRAGAMOの靴を日常的に履いている私でもこれまでの靴に対するパーセプションが変わりました。
頂点に触れることの大切さを実感しますよ。
ただ、ものすごいスノッブな空間なので、そもそもREGALレベルの靴では行けません(あ、逆にかっこいいかも?主張を持ってCASIOの時計をしている人みたいでね)。
JOHN LOBBにフィッティングに行ったときに、脱いでおいたCUCCIのローファーを見て、常連らしきお客さんに、「CUCCIもいいけど、ここのを履きこんだら二度とCUCCIなんて履けませんよ」とからかわれました(余計なお世話です・怒)。
ちなみにこの常連さんは11月発売の限定モデル(1足28万円也)をフライングで2足買っておりました(常にこの人は同じものを2足買うそうですわ・呆)。
で、現在購入を真剣に検討しているのは、
・BERLUTIのシンプルなホールカット(一枚皮)モデルのプレーントウ
・J.M.WESTONのローファーとUチップ
奇しくも、いずれもフランスのブランドです。服はほとんどイタリアブランドなんですが。。。
当落線上(とはいえ、いつか買うと思う)なのが、
・CORTHYのチゼルトウタイプのプレーントウ
・JOHN LOBBのダブルモンク
・EDWARD GREENの名作Uチップ「DOVER」
・SERGIO ROSSIのダブルモンク
・TANINO CRISCIのウイングチップ
です。
「投資すべきはまず靴である」
「3万円台の靴を3回我慢してでも、10万円以上の靴を買え」
「ヨーロッパのホテルマンたちは必ず客の靴を見る。靴は、その人となりを素直に体現するからだ。」
と服飾評論家の第一人者であった故落合正勝氏は述べております。
いよいよ本格的な「お洒落」の世界に突入です!
Posted by simfarm at 04:39 | Comments (0)