ニューヨーク&パリ賃貸住宅市場視察旅行 11日目 12/7(月)

12/7(月)の予定は、

・賃貸居住者(共働き30代ファミリー世帯の女性)のインタビュー
・ADIL-75(パリ県住宅情報局;生活者への情報提供機関)のインタビュー
・個人投資家(30代男性)のインタビュー

と完全に仕事モードな一日でした。


まずは、モンマルトルの人種の混合する地区に賃貸居住者のEさんを訪ねました。
パリ中心部とは趣がかなり変わりますが、サクレ・クール聖堂が建物の間から見える素敵なところでした。

■モンマルトルの人種の混合する地区(やや地ぐらいの低い地区)

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■サクレ・クール聖堂

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■Eさんのアパート外観

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Eさんは、パリ大学ソルボンヌを卒業されて、結婚はせずにパートナーと働きながら子育てをしている、とてもチャーミングな女性。
一見ごちゃっとしているのですが、とてもセンスよくモノが置かれていて、部屋もチャーミングな印象でした。
(一つ一つをみると、どれも結構品質の良いものであることがわかります)

■インタビュー風景

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■ダイニング&リビング

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■キッチン

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■間仕切り本棚

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■靴箱?

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■壁掛け収納

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驚いたのは、フランスでは赤ちゃんの時から子供部屋が用意され、一人で寝かせるのだそうです。
Eさんのお子さんも生後2ヶ月ながら、部屋がありました。

■子供部屋

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昨日見た独身男性のAさんのお部屋も素敵でしたが、Eさんのお部屋は日常の生活感の中にも確固たるエスプリが感じられ、より素敵に感じられました。

今後は本棚で区切っているパートナーとの寝室を独立した部屋にするため、可動式の壁を設置したいとおっしゃっていました。
大家さんと相談すればこれくらい手入れは可能で、壁を塗るくらいなら相談もいらないなど、日本の賃貸とは自由度が随分違うのです。


続いて、モンパルナスにある公共機関のADIL-75(パリ県住宅情報局)に行きました。

■モンパルナス・タワー

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■ADIL-75入口

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専門の通訳さんがイマイチで、通訳の言っている日本語がよくわからず難儀しました(><)。
なので、残念ながら得られた情報もイマイチでした。。。

海外取材は、一発勝負であり、通訳の力で大きく左右されるので、良い通訳がついてもらえるかどうかが最も大きなポイントなのです。

パリ視察は、ADIL-75と最終日の10日(木)に予定されているパリ市役所以外は、ロンドンリサーチ社のコーディネイター&通訳のFさんがついてくれたのですが、ひとえにこの方がとても出来る方だったので大変助かりました。


夜はポンピドゥ芸術文化センター近くのカフェで投資家のインタビュー。
サルコジ大統領の就任の際に、新築で購入して9年間テナントに貸すと税金控除がもらえるというインセンティブが発表され、それを利用して賃貸住宅投資を開始したという情報を得ました。


実は、この記事を書いているのはパリ時間11日(金)9:15分で、あと数時間で日本に向けて出発します。
続きは、日本に到着してから一気にアップします!

では、また。

Posted by simfarm at 2009年12月11日 17:15