3月29日 ほんとうの環境問題』

『ほんとうの環境問題』(池田清彦 養老孟司著/新潮社)

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環境関連の書籍をまとめ読みしていますが、この本は大いに共感しました。

今の世の中、環境ファシズムだな〜と思います。
環境やエコに関心がないヒトは、ヒトに非ずといった価値観すらはびこっています。
特に「地球温暖化防止」「CO2削減」は急速に生活者の意識の中に刷り込まれておりますが、果たして本当にそれが問題なのかは実は怪しいものがあります。

私のクライアントでも「京都議定書のCO2マイナス6%」を国から押し付けられている企業が数社ありますが、私から見るとこれは相当質の悪い暴力としか思えません。
いいかっこしいからこの目標を飲んでしまって、国民に強制している「国」はもちろん、強制されて唯々諾々と実行する企業も、はっきり言って「アホ」としか思えないのですが、池田氏も養老氏も全く同じことを言ってくれています。

環境問題で誰が儲けているのか? をしっかりと考えたいものです。


<今日の五兄弟(一人&四匹)>

日月(三女)
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【D300+AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED】

Posted by simfarm at 2008年03月30日 14:06