5月29日 独立者の不安

現在5月30日(金)午前3時30分。

今日は月末。

自動販売機の明かりだけの薄暗い東大病院入院A棟12階の食堂&談話室にて仕事開始です。

とにかく、ありがたいことに仕事が多い。

いろいろと調整はしたものの、10件ほどの案件が同時並行で動いております。
しかも多くが新規事業および新商品開発案件で、6月中には何かしら経営に対して報告・提案をしなければならない。
つまり今が調査の佳境なんであります。

昨日は大阪のクライアントやパートナーに雨の中わざわざ病院にご足労いただき、3時間ほど打ち合わせました。
クライアントのNさんにはお見舞いまでいただき、大感謝です。

来週も2社のクライアントにお越しいただき、オリエンをしていただく予定になってます(ホント、すみません)。

皆さんから「せっかくの機会ですから、ゆっくり休んでください」とおっしゃってくれますが、はっきり申しまして、私にはそんな勇気はありません。

数年前にリクルート社員だった時に10日ほど入院した時は、そりゃあ気楽なもんでした。

私がいなくてもリクルートは露ほどの問題も無く動いてましたし、よほど長期で休まない限りは給料は自動で振り込まれます。

独立するとそんなわけにはいかないのです。

ここで繋がりを失えば、次に本当に声を掛けていただけるか、そんなものは全くわかりません。
こういっては何ですが、私はビジネスの人間関係にそれほど信頼をおいていません。
切られるときには簡単に切られますし、私も切るときには簡単に切ります。
会社員時代に発注側にいたときには、相手が高名な学者先生であろうが、著名なコンサルタント先生であろうが、私の気に入らなければ平気で切っていました。先生商売だってたかが知れてます。消費社会は金を払うほうが偉い。

私はそれでいいと思っています。

だから、実際に体調が悪いわけではない今、入院したとはいえ、休んでいるわけにはいかない。
自分の愛する家族や従業員の生活のことを考えると、休む勇気を持てません。


やっぱ、今の日本では、年収1500万円以上のサラリーマンがベターなのかな?
※ベストは不労所得生活者ね(笑)

Posted by simfarm at 2008年05月30日 03:29