昨日は、私の高校・大学の同級生である立川流の真打ち、立川談慶の落語会に、住宅総研のMJさんと行きました。
立川談慶の落語会は、毎月開催されていて、私は2回に1回のペースで参加しているのですが、今月は久しぶりに立川談志師匠がゲストということで数ヶ月前から楽しみにしておりました。
談志師匠は齢72歳。
私にとっては10年ぶり3回目になります。
とにかく、本当にいらっしゃるのか?機嫌はどうなのか?
本番までひやひやしていましたが、無事会場にあらわれたときにはホッとしました(笑)。
のどを悪くしてらっしゃる様子でしゃべるのが大変キツそうでしたが、始まるやいなやグーっと異次元の時空に引きつけられ、あっという間の30分。魅了され続けました。
「超一流」「天才」「人間国宝」「開拓者」「革命家」・・・。
いろいろな枕詞を並べても足りない。
立川談志師匠は、「立川談志」というのが最もふさわしいのだと感じました。
このような人と空間をご一緒できたことに本当に感謝した夜でした。
皆さんも、談志師匠が元気なうちに(大変失礼)、一度はその目で直に見た方がいいですよ。
ホンモノとエセを区別する審美眼、つまり世の中はエセだらけだということがよくわかります。
わが立川談慶も慶応義塾大学出身の初めての落語家という「開拓者」です。
こんなスゴすぎる師匠を持って、正直キツいでしょうが、精進して30年後には誰もが認める「立川談慶」になっていて欲しい。
私も「志村和明」になれるよう精一杯精進したいと思います。