遂に靴にたどりついてしまいました

どうもご無沙汰しております。
欧州視察からとっくに帰還したのですが、あまりにも情報が膨大で整理しきれないため、ブログもアップできずにいました。
ベルリンやカールスルーエのことはまたおいおいUPしていきたいと思います。


唐突ですが、最近、私のマイブーム(超死語)は「靴」です。
しかもハイエンドな。

おデブな時から20kg近く痩せて今は標準体重を維持しているのですが、これまでのおデブ服がものすごくかっこ悪くなってしまったため、ただ今衣服の総入れ替えをしている最中です。
最近ではジャケット2着、コート1着を新たに購入しました。
まだまだ欲しいアイテムは沢山あるのですが、遂にファッションの要である「靴」、しかも禁断の超ハイエンド靴にはまってしまいました。

一生名前すら知らないで死ぬ人の方が多いと思いますが(笑)、例えば私のメインアイテムであるGUCCIクラスの靴(7~10万円程度)が「あら、お子ちゃまね」と少し思えてしまうようなエンスーな世界があるのです。

そのピラミッドの頂点に君臨するブランドを列挙すると、

◆イギリス系
JOHN LOBB ☆
EDWARD GREEN ☆
CROCKETT&JONES

◆フランス系
J.M.WESTON ☆
BERLUTI ☆
CORTHY ☆

◆イタリア系
ARTIOLI
SILVANO LATTANZI
TANINO CRISCI ☆

◆アメリカ系
ALDEN ☆

◆スペイン系
CARMINA

◆日本系
HALL&MARKS ☆

あなたはいくつご存じでしたか?

この辺のブランドでは大体1足10万円超えで、この中でもJOHN LOBB、BERLUTI、CORTHY、SILVANO LATTANZIなどは平均が18万円くらいになります(上級者のM氏に言わせると日本ではボリすぎらしい)。

ブランド名の横に☆印のあるブランドは、仕事の合間を縫って直営店もしくは販売店で私が実際にフィッティングしたブランドです。
私のクライアントは銀座や丸の内に集中しているので、そういう意味ではとても恵まれているのです。

実際にフィッティングしてみるとわかるのですが、ピラミッドの下にあるブランドとは「品質」(素材、縫製、デザイン全てにおいて)が明らかに違います。
何事も体験。
トップブランド群に入るSALVATORE FERRAGAMOの靴を日常的に履いている私でもこれまでの靴に対するパーセプションが変わりました。
頂点に触れることの大切さを実感しますよ。

ただ、ものすごいスノッブな空間なので、そもそもREGALレベルの靴では行けません(あ、逆にかっこいいかも?主張を持ってCASIOの時計をしている人みたいでね)。
JOHN LOBBにフィッティングに行ったときに、脱いでおいたCUCCIのローファーを見て、常連らしきお客さんに、「CUCCIもいいけど、ここのを履きこんだら二度とCUCCIなんて履けませんよ」とからかわれました(余計なお世話です・怒)。
ちなみにこの常連さんは11月発売の限定モデル(1足28万円也)をフライングで2足買っておりました(常にこの人は同じものを2足買うそうですわ・呆)。


で、現在購入を真剣に検討しているのは、

・BERLUTIのシンプルなホールカット(一枚皮)モデルのプレーントウ
・J.M.WESTONのローファーとUチップ

奇しくも、いずれもフランスのブランドです。服はほとんどイタリアブランドなんですが。。。
当落線上(とはいえ、いつか買うと思う)なのが、

・CORTHYのチゼルトウタイプのプレーントウ
・JOHN LOBBのダブルモンク
・EDWARD GREENの名作Uチップ「DOVER」
・SERGIO ROSSIのダブルモンク
・TANINO CRISCIのウイングチップ

です。

「投資すべきはまず靴である」
「3万円台の靴を3回我慢してでも、10万円以上の靴を買え」
「ヨーロッパのホテルマンたちは必ず客の靴を見る。靴は、その人となりを素直に体現するからだ。」

と服飾評論家の第一人者であった故落合正勝氏は述べております。

いよいよ本格的な「お洒落」の世界に突入です!

Posted by simfarm at 2008年11月01日 04:39