Sergio Rossiのboots

最近のマーケターといえば、“リセッション”の話題ばかりで、ああ不安だ、どの時代に似ている、今後はこうなる、対策はこうだと騒ぎ立ててばかり。
「時代の逆張り」がマーケターの素養だとすると、こういう人たちは素養がないなあと思います。
不安をあおって金をかすめ取ろうとするのではなく、少しアホでもなるべく世の中を明るくしようと働きかけるのが「真のマーケター」だと思うのですが、いかが?

ということで、私の時代に逆行するような最近の買い物三昧は、これぞ「マーケターの鏡」だと自負しております(ハハハ。
まあ自分でも少し醜悪だなとは思いつつ、したいことをしてここまで生きてきましたので、自分が飽きるまでは続けたいと思います。

先人のM氏曰く、
「本当にお洒落なのは、信じられないくらいお金をかけても、そうは見えないようにさりげない着こなし。
かけた金額やブランドがいかにも見えてしまうのは成金趣味。
なんか報われない気もしますが、究極は自己満足。」

肝に銘じてがんばります!

ということで、この週末にゲットしたのが、

Sergio Rossiのミドル丈ブーツ

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今年いろいろなブランドから出ているミドル丈のブーツです。
GUCCI、LOUIS VUITTON、LANVIN、BALLY、SALVATORE FERRAGAMO、NEIL BARRETT、PREMIATA UOMO、BUTTEROなどから出ていて、全部足入れしたのですが、最終的に選んだのはSergio Rossiのエスプレッソブラウンのブーツでした。

Sergio Rossiは、GUCCIグループのラグジャリー系ブランドで、マスターピース系とは一線を画すのですが、その時代を楽しませてくれる、着こなしに幅を持たせてくれる稀有なブランドであり、私にはとても共感性の高い好きなブランドです。

このブーツは、手袋の素材によく使われるディアスキン(鹿革)なのでびっくりするほど柔らかい。シューキーパーは厳禁で和紙を詰めてキーパーがわりにするほど。

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ブーツインして写真のようにくしゃくしゃっとはくことも簡単にできます。

切り替えや装飾を一切排した超ミニマルなデザインなので、ビジネス(オン)でもブーツインして履けるかも。

履き心地はまるで温泉に入っているようなふわふわした気持ちよさ。
私の持っている靴(スニーカーも含む)の中でも、ダントツでベストです!

これはとってもよい買い物でした。

靴はあと1足くらいゲットしたらそろそろ一時休戦かな・・・。


加えて、このブーツとエルメスのダブルモンクのアッシュ系ブラウンに合わせたトートバッグもゲット。

aniaryのトートバッグ

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探していたのが珍しい色味だったので、新丸の内ビル4Fのセレクトショップで見つけた瞬間に衝動買いしてしまいました。
帰って調べてみると、このaniary(アニアリー)いうブランドは、デビュー間もないブランドでありながら、各方面からの注目を一身に集めている日本のファクトリーブランドであることがわかりました。
間違いなくこれからDaniel&Bobのように「跳ねる」ブランドになりそうな気配がプンプンしています。

やはり私の審美眼は悪くないかもです(笑)。

Posted by simfarm at 2008年11月18日 08:16