ニューヨークの視察2日目。
今日の取材内容は、午後から、
・賃貸居住者(20代のバーテンダー)への取材
・シェアアパート経営者へのインタビュー
・(おまけ)THE HOME DEPOT(巨大DIYストア)の見学
と、比較的ゆるやかなスケジュールでした。
午前中はノーアポだったので、宿泊している短期アパートの近くの観光名所である「チェルシーマーケット」を散策がてら昼食。
■チェルシーマーケット
一軒目のアポに行く途中の道すがら、70階建てというとんでもない超高層&超高級コンドミニアム(日本の分譲マンションにあたります)をパチリ。
見ての通り金ぴかでベランダ等の出っ張りは全くなく、全面ガラスなので夜は外から丸見えになるらしいです。
三井不動産の千鳥ヶ淵のマンションのような感じかな?
■70階建て超高層コンドミニアム
一軒目は20代のバーテンダーであるE氏へのインタビュー。
夫婦そろってマンハッタンでバーテンダーという、NYらしいライフスタイルで生活をしている方。
「いつかはマンハッタンでバーのオーナーになりたい」という夢いっぱいの若者で、快活な話しぶりに、こちら側が元気をもらいました。
ニューヨークにはこういう夢いっぱいの若者があふれていて、そしてニューヨークはそれを実現させてくれる懐の深さがあることを実感しました。
果たして、東京はどうか???
やはり、「最終的に賃貸市場を語るには都市論に言及せざるを得ない」というのが、ここまでの取材で得た我々の仮説です。
■E氏宅リビング
■E氏宅ベッドルーム
続いて、今回の大きなテーマである「シェアハウス」の見学と、そのオーナーへのインタビュー。
外観は一軒屋。
部屋や共用のリビング&ダイニングも、仕様的にはいたって普通です。
日本でも最近増加している「シェアハウス」ですが、ビジネスとして成功するポイントは“おもてなし(サービス)”であることは日米共通なことを確認。
しかしながら、ハイタッチなビジネスなので、規模の拡大・普及のためには、何かしらのシステムのアウフヘーベン(止揚)が必要だということがぼんやりと見えました。
オーナーのB氏は、中国籍で、若い頃からビジネスを転々として、今は「シェアハウス」に行き着いた方。
ビジョン優先ではなく金儲け優先ながら、結果的にハイタッチなビジネスに。
ニューヨークの代表的な事業家の姿がありました。
同じ経営者として尊敬の念を抱いた次第。
■シェアハウス外観
■シェアハウス部屋
■「GO GREEN」(節約の呼びかけ・笑)
↓ 左から、オーナーのB氏、アテンド&通訳のタイチ不動産のM氏、リクルート住宅総研賃貸プロジェクトプロジェクトリーダーのS氏、住宅総研所長のY氏。
■シェアハウス共用リビング
■シェアハウス共用キッチン
シェアハウスの取材終了後に、巨大なDIY店である「THE HOME DEPOT」を見学。家にまつわる部材、工具など、ないものはない大きさ。
とにかくデカかったです。
■THE HOME DEPOT 外観
■THE HOME DEPOT 店内
取材が終了後、ソーホーでドロップしてもらい、お店の散策をして夕食を食べました。
「ユニクロ ソーホー ニューヨーク店」は結構流行っているらしく、別の場所でもユニクロの手提げ袋をもった人にも会いました。
エライゾ!ユニクロ!
ちなみに、次の渡航先であるパリでも、オープンしたばかりの店を見に行く予定です(^-^)。
■ユニクロ ソーホー ニューヨーク店
サンクスギビングが終了したら、一気にクリスマスシーズンの到来。
生のもみの木を売っていました(驚。
■クリスマスツリー用もみの木
今日の締めは、プロジェクトリーダーS氏の知人からの紹介で行ったオイスターバー&イタリアンの「GIORGEONE」というお店。
味、店員の容姿w、サービス、客層ともにかなりレベル高し!
もし、皆さんがニューヨークに行く機会がありましたら、私からも推薦させていただきます。
■GIORGEONE(オイスターバー&イタリアン)
今日はアポイントの件数は少ないながら、ものすごく有意義で、いろいろと考えさせられた視察でした。
明日は朝8時から夜まで予定がビッシリ。
目がくるくるしちゃいそうですが、とても楽しみです。
では、また明日。