先日エントリーした「マーケティングコンセプト」(http://www.searchlight.co.jp/simfarm/2006/06/post_11.html)に、今日アウラさんから以下のようなコメントをいただきました。
「コンセプトをこのようにダイナミックに表現できるとはおもっていませんでした。脱帽です。
この表現は、言語が生まれる過程とそっくりですな。
ホントにまいりました。」
その表現とは村山涼一氏の
「消費者のウォンツをするどくインサイトし、
そのウォンツを形態として表出化する。
その過程で消費者のパーセプション(知覚)を変化させ、
気づきを起こさせるものである。」
です。
ちなみにアウラさんは、その名を聞けばわかる人はすぐわかるのですが、マーケティングリサーチ業界では知らない人がいないほどの大家なのです。
私は記事中に、
「この定義が腹の底から理解できたら、その時点でマーケターとして一人で食っていけるレベルといえます。それくらい奥の深い定義です。」
と書いたのですが、わかっていただけましたか?
一流のマーケターがこれほどの賞賛をする村山さんの「コンセプトの定義」。ぜひもう一度じっくりと解読してみてください。よく読むと分かると思いますが、これは全ての「仕事」に通じる汎用性を持っているのです。