4月5日 『高校生のための哲学入門』

独立して2年8ヶ月が経過し、3回目の桜の季節を迎えました。

おかげさまで、お客様からの評価もまあまあですし、会社もずっと黒字、自身の報酬もそこそこ高く設定できるようになりました。

とはいえ、、、

どうも最近、「私はなりたい私になれているのか?」という問いが頭から離れません。

多分、答えは分かっていて、それは「NO」なのです。

ということで、年度末仕事が一段落した今月は、自分を見つめ直す月にしようと一念発起しました。

で、ふと何かに引かれて書店で手に取ってしまったのが、この本。

『高校生のための哲学入門』(長谷川宏著/ちくま新書)(笑)

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在野の哲学者が、青春ただ中の若者向けに哲学的な思考の仕方を紹介した本です。


「コギト・エルゴ・スム」(われ思う、ゆえに、われ在り)

自分とはなにか。
自分を形づくるものとして、自分の容姿、自分の体型、運動能力、好き嫌い、性格、才能、感情、欲望など、自分が自分に向き合うとは、何よりもまず、そうした多様な要素を自分のものとして自覚することが大事だと著者は言います。

この書は、40代の私が「コギト・エルゴ・スム」を実践するためのカンフル剤になってくれそうです。

私のように、年齢を問わず青春ただ中にあると自覚している方々におすすめします(^-^)。

Posted by simfarm at 2008年04月06日 01:08